SIZE | 肩幅 | 身幅 | 着丈 | 袖丈 |
---|---|---|---|---|
S | 42 | 49 | 65 | 19 |
M | 46 | 52 | 69 | 20 |
L | 50 | 55 | 73 | 22 |
サイズはcm表記です。
※衣料品の特性上、サイズの個体差の影響でプリントの潰れ・かすれが生じる可能性がございます。ご理解の上、ご注文いただきますようお願い致します。
《 若い環境活動家達の反乱を追う エコロジカル・パンクスリラー 》
新進気鋭の映画スタジオNEONが北米配給!注目の監督たちが年間ベストに選出!
地球温暖化が進み、気候変動の脅威が差し迫る最中、一本の過激で危険な映画が議論を呼んだ。テキサス州の石油精製工場を即席の爆弾で破壊しようとする8人の若者たちを描いたエコスリラー『HOWTO BLOW UP』だ。2017年設立以降、『パラサイト 半地下の家族』(2019)『燃ゆる女の肖像』(2019)『TITANE/チタン』(2021)『落下の解剖学』(2023)など、奇抜で野心的な映画を次々と配給する新進気鋭の映画スタジオNEONが目をつけ、米国配給権を獲得。2023年に公開されると、ダニエル・シャイナート(『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』(2022))やエドガー・ライト(『ラストナイト・イン・ソーホーラストナイト・イン・ソーホー』(2021))デヴィッド・ロウリー(『グリーン・ナイト』(2021))、レイン・アレン・ミラー(『ライ・レーン』(2023))などの新しい才能が年間ベストに挙げ、賛否両論を巻き起こしながらもスマッシュヒットを記録した注目作である。
6月14日、全国順次公開。
是非、映画と共にご覧ください。
INTRODUCTION
気候変動活動における革命を論じた原作書籍を大胆に映画化。
原作は、スウェーデンの気候変動学者アンドレアス・マルムが2021年に著したノンフィクション本『パイプライン爆破法 燃える地球でいかに闘うか』。反奴隷制運動からサフラジェット、公民権運動、南アフリカのアパルトヘイトとの闘い、あるいはガンジーのイギリス帝国軍への献身に至るまで、革命は非暴力を重んじる戦略的平和主義や市民的不服従よりも、「サボタージュ(財物を破壊する活動)」や「暴力的な直接行動」が成功をもたらしてきたことを論じたこの本は、美術館での抗議活動を展開するジャスト・ストップ・オイルのムーブメントとも結びつきながら、大きな波紋を呼んでいる。マルムは、二酸化炭素を排出する化石燃料に依存する社会を止めるためには、気候変動活動においてもインフラストラクチャーの損壊が必要であると呼びかける。
気鋭の監督が19ヶ月で作り上げたフラッシュバック構造に注目
監督を務めるのは、気候科学者の両親を持ち、気候変動についてのドキュメンタリーからキャリアをスタートさせたダニエル・ゴールドハーバー。原作を読んだ執筆パートナーのジョーダン・ショールからアイデアが持ち込まれ、その大胆なマニフェストを手がかりに、主演を務めるアリエラ・ベアラーと共同で脚本を執筆。環境問題の緊急性を鑑み、構想からわずか19ヶ月でスクリーンに命を吹き込んだ。特徴的なのは、ゴールドハーバーが過激な政治理論をまるで強盗映画の如く仕立ててみせたこと。『レザボア・ドッグス』(1992)や『オーシャンズ11』(2001)『ザ・クラッカー/真夜中のアウトロー』(1981)『突破口!』(1973)あるいはジャン=ピエール・メルヴィル作品などの影響を受けた本作は、若者たちの行動の背後にある様々な動機を垣間見せながら、フラッシュバック構造により過去と現在を交差させ、導火線の火花のように全編にわたる緊張感を生み出した。加えて16mmフィルムの手持ち撮影と、脈打つような電子音楽が、観客を爆弾製造の切迫したサスペンスに没入させる。