国際女性デー2024「limerimeと辿る生理の歴史」
この度、Sisterでは国際女性デーに合わせて3/4(月)‾3/10(日)の期間、プラスチックフリー&生分解性のサニタリーブランド 「limerime(ライムライム)」と共同企画にて歴史社会学者の田中ひかる氏監修のもと「谷PRACO 1F POP UP SPACEにて開催いたします。
Hello! We’re newbe.
これまでの生理、これからの生理。
卑弥呼のPMS?、穢れ(けがれ)、月経小屋、富国強兵、タブー、タンポンと処女膜神話、ナプキンをめぐる”イデオロギー”、生理用品の進化と女性の社会進出・・・”生理用品に触れずして、女性の歴史は語れない”と、歴史社会学者の田中ひかる氏は言う。
太古より女性の生理現象は長らく”穢れ”として社会からタブー視されてきた。 生理による経血はスティグマ化された汚物として見えてはいけないものとして隠された。
が、しかし本当にそうだったのだろうか。
アメリカに遅れること、40年。 1961年に坂井泰子(さかいよしこ)氏による日本初のアンネ社が発売した「アンネナプキン」が登場する。
”アンネの登場は、多くの女性たちにとって、月ロケットの打ち上げ以上に、画期的な出来事であった”と社会学者 天野正子は語る。
土にかえる素材で身体にも環境にも優しいプラスチックフリー&生分解性のサニタリーブランド「limerime(ライムライム)」と共に、 これまでの生理として、“生理”が社会的にどのように扱われてきたのか、 これからの生理として、“生理”が抱える社会課題について語り合う展示を目指す。
また期間中は、「limerime(ライムライム)」のサニタリー商品の販売、 Sisterが過去開催してきた国際女性デーグッズの販売を行う。 (Sisterの国際女性デーグッズの売上の一部はジェンダー関連書籍として寄贈)
寄贈選書を担当している三重県九鬼町にある書店 「トンガ坂文庫」からジェンダー関連書籍の販売も行う。
国際女性デー2024
「limerimeと辿る生理の歴史」
日程: 2024年3月4日(月) – 3月10日(日)
※3月1日〜3月3日は取材デーとなります※
時間: 11:00 -21:00
場所: 渋谷PARCO 1F
(東京都渋谷区宇田川町15-1)
特別協力: リンテックサインシステム株式会社
イラスト: 笛美
出典: 田中ひかる著『生理用品の社会史』角川ソフィア文庫
監修: 田中ひかる(歴史社会学者)
竹繊維を使ったプラスチックフリーのサニタリーパッド。
竹素材はシルクのような肌ざわりと抗菌・防臭・制電に優れ、からだにも環境にもやさしいプロダクトです。
入数 : 10pcs
サイズ:本体 幅11cm 長さ24cm (羽根つき) / 外装箱 W11cm H10.5cm D8.6cm
表面材:竹繊維・とうもろこし繊維
吸収体:木パルプ100%
防漏材・ラッピングフィルム:Bioフィルム
・99%生分解性(土にかえる素材)
・ダイオキシンフリー
・塩素不使用
・石油由来高分子吸収体不使用(ノンポリマー)
・無香料&無着色
【ご注意】
※外装パッケージの画像が実物と異なる箇所がございます。
※軽度尿もれ対応や生理用品としてご利用可能です。こまめなお取替えを推奨しております。
※固定材として使用しております粘着剤は温度や湿度による影響を受けやすく、ショーツに糊が残る場合がございます。特に化繊や特殊加工が施されたショーツ(吸水ショーツ等)は残りやすいため、併用はご遠慮ください。
土にかえる素材でつくられているから、 からだにも環境にも優しい。 竹の繊維を表面材に用いた、プラスチックフリー&生分解性のサニタリーブランド。
これまでコットンや化繊を表面材に用いるのが主流でしたが、limerimeは天然の竹の繊維をトップシートに採用しました。日本人にとって竹は非常に身近な素材であり、古くからおむすびを包むのに竹皮が使われてきたように、抗菌・防臭効果があり、水分を吸収する特長があります。 また、かゆみや不快感を引き起こす静電気が起きにくく、コットンやシルクよりも制電性があります。 そのため、ライナーやパッドをつけているのを忘れるぐらい爽快で優しい肌触り。石油由来の吸収体(ポリマー)を使用していないのに薄く、かゆみ、かぶれ、ムレ、ニオイを感じにくいです。そして 製造過程でも化学物質を使わないため、敏感肌や乾燥肌にも優しい天然素材のサニタリー用品です。また昨今、カーボンニュートラルの視点から、竹は世界的に注目されてきており、コットンや石油製品に変わる新しい素材として各国で研究開発されています。利便性の高い使い捨て製品であるからこそ、環境に配慮したプロダクトです。
97-99% Biodegradable
土にかえる天然素材とBioフィルムでつくられているので、からだにも環境にもやさしい。
医師より
個人差はあるものの、女性は生理現象として「おりもの」や「尿もれ」があります。「おりもの」は子宮や腟からはがれた古い細胞や分泌物の“老廃物”で、雑菌の腟内侵入を防ぎ、腟内を洗浄する役割もあり、女性の健康を保つために必要不可欠なもの。「尿もれ」は加齢のほかにも、運動不足や出産などによる骨盤底筋の低下、そして、慢性的な便秘も尿もれの原因になり始まる年齢も多様。非常に起こりやすい生理的現象です。とはいえ、パンティライナーや吸水パッドをショーツにつけっぱなしにしているとムレが起き、雑菌が発生するなどしてかゆみやかぶれにつながります。 「あゆみレディースクリニック高田馬場」佐藤歩美院長(※)によると、特に敏感肌やアトピー体質の方のなかには、化学繊維のライナーやパッドと肌の摩擦で起きる静電気による「かゆみ」や、水分を溜め込む吸収帯に使われた化学合成素材による通気性の悪さで「かぶれ」を起こす人もいるとか。化繊や合成ポリマーでできた生理衛生用品から天然素材のものに替えることでかゆみ、かぶれ、ムレ、ニオイが改善された患者さんもいるそうです。(※ https://ayumi-ladies.com/)