Sister x DEYROLLE 「Female Natural Scientists Collection 」
Dear All,
Sister Tokyo invited the French premium brand @deyrolle.officiel to share its values and highlight the first female entomologists in a collection focused on special butterflies.
The theme of this collaboration is “Women Natural Scientists” and each butterfly reflects a particular characteristic of these unknown women! Adventurer, Pioneer and Innovator, choose your attribute, choose your butterfly and trust yourself !
親愛なる皆様へ
シスター・トウキョウはフランスのプレミアムブランドであるデロールを招き、その価値観を共有し、特別な蝶にフォーカスしたコレクションで最初の女性昆虫学者にスポットを当てた。
このコラボレーションのテーマは“女性自然科学者”であり、それぞれの蝶は無名の女性たちの特別な特徴を反映しています!“冒険家”、 “先駆者” 、“革新者”、あなたの属性を選び、蝶を選び、そしてあなた自身を信じてください!
今回初めてとなるこのコラボレーションでは、テーマを”Female Natural Scientists Collection”とし、 これまで多くの功績を残しながらも歴史の影に隠れてきた素晴らしい女性たちにインスパイアされたコレクションをお届け致します。
“Be an Adventurer(冒険家になろう)”、”Be a Pioneer(開拓者になる)”、”Be an Innovator(革新者であれ”)”
DEYROLLEと共に今回ビジュアルに選んだ3匹の蝶の特徴は「女性自然科学者」とリンクしていると考えました。
私たちはこの3つのキーワードをもとに、子どもから大人まで彼女たちが成し遂げた革新と冒険心に 勇気をもらえるコレクションをご提案いたします。
このコラボレーションアイテムの販売はパリにあるDEYROLLEブティックでも販売されます。
(住所 : 46 Rue du Bac, 75007 Paris, France)
アルキデス メタウルス:有毒植物であるトウダイグサ科の植物を食べることから冒険家。イモムシは死ぬどころか生き残り、この摂取した毒を捕食者に対する良識の武器として使う。
Alcides metaurus (= Nyctalemon arnus which is a synonym): Adventurer because the caterpillar feeds on Euphorbiaceae, a family of toxic plants. Rather than die, the caterpillar survives and uses this ingested poison as a weapon of decency against predators.
プローテシラーオス プローテシラーオス アルケラオス:パイオニアと呼ばれるのは、他のパピリオ科と同様、そのイモムシの後頭部にオスメテリウムと呼ばれる特徴的なフォーク状の勃起器官があるからである。これは攻撃を受けると自ら勃起し、臭気物質を発する。
Protesilaus protesilaus archesilaus (= Papilio archesilaus is now a subspecies of Protesilaus protesilaus). Pioneer because, like all Papilionidae, its caterpillar has a distinctive forked erectile organ called the osmeterium at the back of its head. This erects itself, emitting odorous substances when it feels attacked.
モルフォ・アナクシビア:翅がいわゆる構造色を出すのでイノベーター。翅は光を吸収してメタリックブルーに反射する微細構造からなる鱗粉で覆われている。このきらめく色は顔料ではなく、光学的効果である!
Morpho anaxibia: Innovator because its wings produce a so-called structural color. They are covered with scales composed of micro-structures capable of absorbing light and reflecting a metallic blue. This shimmering color is not a pigment but an optical effect!
Sister x DEYROLLEの商品には専用のラッピングペーパーで梱包され、プラスチック(OPP袋など)の梱包資材は使用されません。
ラッピングペーパーはその後、塗り絵として再利用いただけます。
Sister x DEYROLLE’s products will be packed by dedicated packing material which you can colour them as you like.
サイズ : 51cm x 51cm
素材 : 100%シルク
Size : 51cm x 51cm
Material : 100% Silk
DEYROLLE | デロール
DEYROLLEはフランス・パリにある自然科学と教育学のためのパリのメゾン。 ショップとしても利用出来、剥製や標本、自然史に関連する多くの専門的な書籍も販売しており子供から大人まで魅了する老舗専門店としても有名。
1831年、ジャン・バプティスト・デロール(Jean-Baptise Deyrolle)によって設立され、 息子のアシル(Achille)へと引き継がれたデロール。
当初は彼らの昆虫学への情熱から自然史コレクションの昆虫や狩猟用具を販売し、 次第に剥製や標本を収集・製作し成功を収めます。
1866年、祖父からエミール・デロール(Emile Deyrolle)に引き継がれた当時は 自然史に関心が高まっていた背景もあり、 ヨーロッパ中でたくさんの標本が製作されていました。
それらは後に自然史博物館のコレクションとなっていきます。
エミールは剥製製作、昆虫標本など多くの貴重なコレクションを販売しつつ、 それらの専門書籍の出版と販売も行いました。
現在、教育を大切に考えるDEYROLLEでは、 フランスのすべての学校や大学に提供されている科学機器、剥製、骨学、学校の家具や壁板に加えて、 多くの専門書がDEYROLLEから出版されています。
約120カ国の、学校、大学、技術センター、科学センターへの教材配布に協力しています。
またDEYROLLEは、剥製の分野で現在も基準となっています。
最も才能ある剥製師たちが、この巨大なノアの箱舟を再現しており、美しい鳥類、豪華な野生動物、 あらゆる大陸の哺乳類が、このユニークなギャラリーの部屋を埋め尽くしています。
そして、いくつかの例外を除いて、剥製のために殺された動物はいません。
動物園、サーカス、老衰や病気で死んだ農場から来たものであり、トレーサビリティが確保され、 ワシントン条約(CITES)に従って保護種が飼育され、出荷されています。
2008年2月1日午前5時、昆虫の展示場所から出火し、展示室にあった約90パーセントの昆虫標本と家具類を焼失してしまいました。 この貴重なコレクションを救うために世界中の個人収集家、企業、アーティストなどからの支援で “Association de Amis de Deyrolle”を設立。
火災の残骸からアーティストは作品を製作し、Chasseie’sが主催する自然美術館で開催されたオークションで販売されました。
また、エルメスは Henri de Linaresによる“Plumes”スカーフをカスタマイズ版として復刻、 Assouline Editionsは写真家Laurent Bochetが撮った剥製の写真集「1000°C」を出版、 SteidlもMartin d’Orgeval撮影による火災後に生まれ変わった昆虫展示をおさめた写真集「TouchE par le feu」を出版しました。
多くの支援によって、現在DEYROLLEは見事に復活を遂げ 今も世界中から愛され続けています。