映画「哀れなるものたち」インスパイアグッズ
Inspired by POOR THINGS
第80回ヴェネチア国際映画祭で最高賞の金獅子賞を受賞した映画界随一の天才監督ヨルゴス・ランティモス監督の最新作「哀れなるものたち」。
エマ・ストーンほか、超豪華キャストが未体験の驚きで世界を満たす最新作。
2024年1月26日発売
原作は、スコットランドの作家アラスター・グレイ著の傑作ゴシック小説 「哀れなるものたち」(早川書房刊)。
天才外科医によって蘇った若き女性ベラは、未知なる世界を知るため、大陸横断の冒険に出る。
時代の偏見から解き放たれ、平等と解放を知ったベラは驚くべき成長を遂げる。
『女王陛下のお気に入り』で映画賞を席巻したヨルゴス・ランティモス監督が、再びエマ・ストーンとの最強タッグを組んで贈るのは、想像を遥かに超えた麗しくかつあまりにも大胆な冒険物語。第80回ヴェネチア国際映画祭でかつてない大絶賛を受けて、栄えある最高賞である金獅子賞を受賞した。
世界最高峰の才能を集めて構築されたのは、眩いほどの色彩を散りばめた壮麗かつ緻密な美術、ユーモラスでありながら荘厳で情感あふれる音楽、華麗かつ大胆さを極めた衣装、度肝を抜くカメラワークを駆使した撮影。さらに、奇想天外でありながら映画史に残るカタルシスに満ちたエンディングへと導く脚本に支えられ、ランティモス監督にしか成し得ない、10年に1度の壮大な傑作が誕生した。
主人公ベラには、『ラ・ラ・ランド』でアカデミー賞®主演女優賞を受賞し、2度目の受賞が期待されるエマ・ストーン。本作ではプロデューサーとしても名を連ねる。また、ベラの父親代わりとなる天才外科医のゴッドウィン・バクスターを名優ウィレム・デフォー、ベラを波乱の旅に連れ出すダンカンを『アベンジャーズ』シリーズのハルク役で知られるマーク・ラファロが演じるなど、一癖も二癖もある芸達者たちが脇を固める。
映画批評サイトRotten Tomatoesでは98%Fresh(9/9現在)と驚異的な評価を更新中!各国のレビューでも5つ星を連発、早くもアカデミー賞®最有力の声が高らかに鳴り響いている。
STORY
──主人公ベラを演じるのは、『ラ・ラ・ランド』でアカデミー賞®主演女優賞を受賞、ランティモス監督 作品『女王陛下のお気に入り』でアカデミー賞®助演女優賞ノミネートのエマ・ストーン。今回はプロデュ ーサーとしても名を連ねるエマ・ストーンがヒロインを熱演し、前作を遥かに超える壮大なスケールのコラ ボレーションが実現。また、天才外科医のゴッドウィン・バクスターを名優ウィレム・デフォー、ベラを誘 惑し大陸横断の旅に連れ出すダンカンを『アベンジャーズ』シリーズのハルク役で知られるマーク・ラファ ロが演じ、一癖も二癖もある芸達者たちが脇を固めている。 ランティモス監督にしか成し得ない、世界最高峰の才能を集めて構築された本作は、色彩感溢れる壮麗かつ 大胆な美術、音楽、衣装、撮影を背景に、奇想天外でありながらも映画史に残るカタルシス溢れるエンディ ングに導く脚本に彩られつつ、個性豊かな俳優陣の才能を最大限に引き出した、唯一無二の作品。さらに、 プロデューサーとしても参加した盟友エマ・ストーンのキャリア最高の演技も大きく後押しし、ランティモ ス監督としては、前作『女王陛下のお気に入り』での審査員大賞受賞に続き、念願の最高賞、金獅子賞を受 賞。早くもアカデミー賞®最有力の声も鳴り響き、前作『女王陛下のお気に入り』を超える、今後の映画賞 レースでの活躍に注目と期待が集まっております。
DIRECTOR's PROFILE
監督ヨルゴス・ランティモスYorgos Lanthimos
ギリシャ・アテネ出身。アテネの映画学校で映像演出を学ぶ。2005年、初の長編監督・脚本作「Kinetta(原題)」を発表。続く不条理コメディ「籠の中の乙女」(09)でカンヌ国際映画祭のある視点部門でグランプリを受賞、アカデミー外国語映画賞にノミネートされ、独特の世界観と映像美で一躍国際的に注目を浴びる。長編監督第3作「Alpis(英題:Alps)」(11)はベネチア国際映画祭で最優秀脚本賞を受賞。初の英語作品「ロブスター」(15)はカンヌ国際映画祭審査員賞に輝き、アカデミー脚本賞にノミネートされた。同作に主演したコリン・ファレルと再タッグを組んだ「聖なる鹿殺し キリング・オブ・ア・セイクリッド・ディア」(17)でカンヌ国際映画祭の脚本賞を受賞。英国王室の愛憎劇を描いた「女王陛下のお気に入り」(18)はアカデミー賞9部門にノミネートされた。
原作アラスター・グレイ『哀れなるものたち』。VAlasdair Gray 『Poor Things』
COMMENT
COMMENT / Searchlight Pictures
コメント
(※順不同・敬称略)
長尾悠美Sister 代表
女は社会に晒されると、
自由と自立からかけ離れ絶望してしまうのか。
ベラが生き直す人生は全ての欲求がひらかれていて、
感情の色彩が溢れ羨ましいほど奔放だ。
古田康子(TOGAデザイナー)
現代に蘇る美しきフランケンシュタイン、
エマ・ストーン演じる主人公ベラの性の視点を通し、
人が未だ成しえる事ができない地球上の業の
集約の連鎖を見せつけられるロードムービー。
大胆で解放感に満ちたセックス観念に翻弄される
男性を横目に、貪欲な学習で成長を続けるベラ。
彼女の大きな瞳がもう一つの私の目となる。
アユニ・D(アーティスト)
それぞれが、それぞれの惑星で生きている。
それぞれが、それぞれにしかない生きる活動をしている。
ベラのように旅をするように人生を続けよう。
そして、違う人間が違うまま力を合わせる事ができたなら
きっといい気分になるだろう。
ISO(ライター)
知識の乏しさを見下しながら女性が研鑽を積む事を憎み、
己は自由を謳歌しながら女性が好きに生きる事を許さない。
そんな男らしさに中指を立てる勇敢な冒険譚。
不羈奔放に自己を発見する女性のなんと魅力的なことか!
北村道子(スタイリスト)
この作品は見終わると
ヒポクラテスの医学への誓い!!を感じ、
演じるエマ・ストーンと共に
知性がなんで必要なのか、が育ってくる。
豊田エリー(女優)
ベラが外の世界を旅しながら、
自身の脚の間、耳の間にあるものを探求し、
真に取り戻していく姿をいつまでも眺めていたかった。
奇妙でグロテスクな、だけどなんて美しい
エンパワーメント作品だろう、と心が喜ぶ。