Sister

INTERNATIONAL WOMEN’S DAY 2023
Guerrilla Girls 「F」ワードの再解釈:フェミニズム
『「F」ワードの再解釈:フェミニズム!』をモットーに1985年にニューヨークで結成されたゲリラ・ガールズは、現在に至るまで55名以上の匿名のメンバーで構成されてきました。
彼女らは偽名を用い、公共の場ではゴリラのマスクを着用し、事実と皮肉、ユーモアとインパクトのあるヴィジュアルを交えた作品で公共に介入します。
政治や文化の腐敗だけでなく、性別や民族の偏見を作品により明らかにし、主体としての物語の転覆を試みています。

Sisterでは3月8日、国際女性デーに合わせてアート界のジェンダーギャップに抗うアクティビスト集団「Guerrilla Girls」の展示を倉敷芸術科学大学の川上幸之介研究室の協力のもと、セレクトブティック「Sister」主催で渋谷PARCOにて開催いたします。

本展では、ゲリラ・ガールズの作品展示とグッズの販売、図書館への寄贈ラインナップの選書を担当している三重県九鬼町にある書店
トンガ坂文庫」からジェンダー関連書籍の販売も行います。
グッズの売上の一部はゲリラ・ガールズの活動費として寄付、またジェンダー関連書籍として図書館へ寄贈いたします。

また展示期間中、3月4日(土)にはヒューマントラストシネマ渋谷にてVOGUE JAPANオンラインでの人気連載で知られる東京大学大学院総合文化研究科教授の清水晶子先生による公開講座とアメリカのフェミニスト・アーティストのMartha Rosler ( マーサ・ロスラー)作品「マーサ・ロスラー VOGUEを読む」の特別上映を行います。

Guerrilla Girls

「アート界の良心」を自負する、
フェミニストでありアクティヴィストであるアーティストの集団。
1985年にニューヨークで結成されこれまで約60名ほどの匿名メンバーが参加。メンバーは流動的であり、公の場ではゴリラのマスクをかぶって活動する。
2005年ヴェネチア・ビエンナーレ企画展「Always a Little Further」に参加。日本では1996年にオオタファインアーツ(東京)にて個展開催。主な個展に2012〜17年、アメリカ10ヶ所以上を巡回した
「Not Ready to Make Nice: Guerrilla Girls in the Art world and Beyond」や、回顧展「Guerrilla Girls 1985-2015」(マタデロ・マドリード)など。

https://www.guerrillagirls.com/

Sister

2008年にオープンしたセレクトブティック。国内外からセレクトしたデザイナーズブランド、ヴィンテージアイテム、オリジナルプロダクト、洋書や雑貨など豊富に扱う。コンセプトである”女性のためのショップ”として10周年を機に女性支援企画をスタート。毎年コラボレーターを変え、様々なアーティストと 女性支援企画を行なっている。

https://sister-tokyo.com/about/

Kounosuke Kawakami Labo

Kounosuke Kawakami Laboとは、 倉敷芸術科学大学芸術学部 川上研究室。 学生と世界的に著名な芸術家によるコラボレーション展、 キュレーターや美術批評家、思想家、社会学者、哲学者などによる講演会の実施、外部に向けた講演活動、ワークショップ、イベント等を開催しています。

https://kawakamilabo.com/

ゲリラ・ガールズ作品

ゲリラ・ガールズ展

2023年3月3日(金)-2023年3月12日(日)
渋谷PARCO 1F
営業時間; 11:00 - 21:00
場所: 東京都渋谷区宇田川町15-1
電話番号: 03-5412-1811
https://shibuya.parco.jp/

期間中は、ゲリラ・ガールズの作品展示、グッズの販売に合わせて、
昨年も図書館への寄贈ラインナップの選書を担当した三重県九鬼町にある書店「トンガ坂文庫」からジェンダー関連書籍の販売も行います。
※売上の一部はゲリラガールズの活動費として寄付、またジェンダー関連書籍として図書館へ寄贈いたします。

イベント(特別公開講座+上映)

3月4日(土)にはヒューマントラストシネマ渋谷にてVOGUE JAPANオンラインでの人気連載で知られる東京大学大学院総合文化研究科教授の清水晶子先生による公開講座とアメリカのフェミニスト・アーティストのMartha Rosler (マーサ・ロスラー)作品「マーサ・ロスラー VOGUEを読む」の特別上映を行います。

特別公開講座
「フェミニズムってなんですか?」

清水 晶子(しみず あきこ)

東京大学大学院総合文化研究科 教授。専門は フェミニズム/クィア理論。著書に「読むことのクィアー続愛の技法」(共著、中央大学出版部)、「Lying Bodies: Survival and Subversion in the Field of Vision」 (Peter Lang Publishing) など。

上映
「マーサ・ロスラー VOGUEを読む」

Martha Rosler ( マーサ・ロスラー)

アメリカのフェミニスト・アーティスト。 写真、フォト・テキスト、ビデオ、インスタレーション、彫刻、パフォーマンスと幅広いメディアを扱うコンセプチュアル・アーティストであり、芸術や文化についての執筆活動も行っている。


日程: 2023年3月4日(土)
時間:18:45 - 20:45 (上映27分 +トーク)
場所: ヒューマントラストシネマ 渋谷 (東京都渋谷区渋谷1-23-16 ココチビル 7・8F)
料金: 一般2,000円、学生1,000円(全席指定)
チケット販売情報などの詳細は決定次第、劇場HPにてご案内いたします。
https://ttcg.jp/human_shibuya/
協力: limerime