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10/7 Sisterx映画「夢のアンデス」コラボレーショングッズ発売のお知らせ@10/9〜

2021 - 10 - 06

本日は10/9(土)より神保町 岩波ホールほかにて上映がスタートする
南米ドキュメンタリー映画界の巨匠パトリシオ・グスマン監督の最新作「夢のアンデス」の上映に合わせ
コラボレーショングッズの発売を致します。
 

Sisterx映画「夢のアンデス」コラボレーショングッズアイテムページはコチラ
 

パトリシオ・グスマン監督
 
パトリシオ・グスマンは1941年にチリのサンティアゴで生まれました。マドリードの国立映画学校で学び、ドキュメンタリー映画に自らの人生を捧げてきました。彼の映画は多くの映画祭で上映され、国際的にも高い評価を得ています。1972年から79年にかけては、サルバドール・アジェンデ政権とその崩壊に関する5時間の3部作『チリの闘い』を監督しました。この映画は彼の仕事の土台となりました。北米の雑誌シネアストは“世界で最も優れた10本の政治映画の1本”にこの作品を挙げています。
 
ピノチェトのクーデター後、グスマンは逮捕され、国立競技場に2週間監禁されました。そこで彼は模擬処刑を受け、幾度となく脅迫されました。1973年に彼はチリを離れ、キューバ、スペイン、フランスに移住しましたが、心は自分の祖国とその歴史を強く引きずったままでした。
 
彼は1997年に発足したチリのドキュメンタリー国際映画祭(FIDOCS)の主催者です。『光のノスタルジア』(2010年カンヌ映画祭上映)、『真珠のボタン』(2015年ベルリン映画祭上映)からなる3部作の最終話とな『The Cordillera of Dreams』は2019年カンヌ映画祭で最優秀ドキュメンタリー賞(ルイユ・ドール賞)を受賞した。
 
 

 
絶望をこえ、過去と未来を見据え、どう生きるべきか、
私たちの「今」を問う。
世界最長の山脈、アンデス。チリの国境に沿って大きな壁のごとくそびえる不変の山々は、その足元で繰り広げられる生と死を、ただ静かに見つめ続けている。
1973年9月11日、チリ・軍事クーデター。世界で初めて選挙によって選出されたサルバドール・アジェンデの社会主義政権を、米国CIAの支援のもと、アウグスト・ピノチェトの指揮する軍部が武力で覆した。ピノチェト政権は左派をねこそぎ投獄し、3000人を超える市民が虐殺された。
監督のパトリシオ・グスマンはアジェンデ政権とその崩壊に関するドキュメンタリー『チリの闘い』撮影後、政治犯として連行されるも、釈放。フィルムを守るため、パリに亡命した。「2度と祖国で暮らすことはない」と話すグスマンにとってアンデス山脈とは、永遠に失われた輝かしいチリ=グスマンの夢の象徴である。
 
いまなお続く、ピノチェトの遺産―
新自由主義の実験の場となったクーデター後のチリ
クーデターがもたらしたものはそれだけではない。ピノチェトは世界で初めて、新自由主義に基づく経済の自由化を推し進めた。米経済学者のミルトン・フリードマンを中心に形成されたシカゴ学派の学者たち――いわゆる「シカゴボーイズ」が招かれ、経済政策の顧問団を形成した。新自由主義は、芸術、文化、健康、教育すべてにおいて利益を追求すべきという利益最優先の価値観を人々にもたらした。結果、チリ社会は国民の間に激しい格差を生み、主要産業である銅の採掘は今やほとんどを多国籍企業が担っている。ピノチェト政権は国の財産を売り渡したのだ。
 
 


 
監督・脚本:パトリシオ・グスマン/
撮影:サミュエル・ラフ/編集:エマニュエル・ジョリー、パブロ・サラス/
録音:アルバロ・シルヴァ・ウス、アイメリク・デュパス、クレア・カフ/音楽:ミランダ・イ・トバー/
出演:フランシスコ・ガシトゥア、ビセンテ・ガハルド、パブロ・サラス、ホルヘ・バラディットほか
(チリ、フランス/2019年/85分/16:9/スペイン語/原題:The Cordillera of dreams)
日本語字幕:原田りえ 配給・宣伝:アップリンク
 
 
今回発売するコラボレーショングッズは前前作「光のノスタルジア」、前作「真珠のボタン」に続いての3部作最終章。
前2作品のグッズに続いての3作全てでSisterがグッズを担当しています。

【Sister×P.グスマン監督「夢のアンデス」】T-shirt/Monochrome ¥4,950 (in tax)
 
映画冒頭の印象的なアンデス山脈から見下ろしたチリの街並みをプリント。
 
こちら全て10/9(土)より発売開始となっております。
 
是非、この機会にご覧くださいませ。
 
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