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8/13 NEXT ARRIVAL「Deyrolle」「HIROSHIMA DENIM」「SELF-PORTRAITS by Yurie Nagashima [SIGNED]」@8/15〜

2020 - 08 - 12

本日は8月15日(土)より発売を開始する「Deyrolle」「HIROSHIMA DENIM」「SELF-PORTRAITS by Yurie Nagashima [SIGNED]」を
ご紹介致します。
 
「Deyrolle」

DEYROLLE | デロール
 
デロール(DEYROLLE)はフランス・パリにある自然科学と教育学のためのパリの機関。 ショップとしても利用出来、剥製や標本、自然史に関連する多くの専門的な書籍も販売しており子供から大人まで魅了する老舗専門店としても有名。
 
1831年、ジャン・バプティスト・デロール(Jean-Baptise Deyrolle)によって設立され、 息子のアシル(Achille)へと引き継がれたデロール。
当初は彼らの昆虫学への情熱から自然史コレクションの昆虫や狩猟用具を販売し、 次第に剥製や標本を収集・製作し成功を収めます。 1866年、祖父からエミール・デロール(Émile Deyrolle)に引き継がれた当時は 自然史に関心が高まっていた背景もあり、ヨーロッパ中でたくさんの標本が製作されていました。 それらは後に自然史博物館のコレクションとなっていきます。
エミールは剥製製作、昆虫標本など多くの貴重なコレクションを販売しつつ、 それらの専門書籍の出版と販売も行いました。
 
現在、教育を大切に考えるDEYROLLEでは、 フランスのすべての学校や大学に提供されている科学機器、剥製、骨学、学校の家具や壁板に加えて、 多くの専門書がDEYROLLEから出版されています。
約120カ国の、学校、大学、技術センター、科学センターへの教材配布に協力しています。
 
2008年2月1日午前5時、昆虫の展示場所から出火し、展示室にあった約90パーセントの昆虫標本と家具類を焼失してしまいました。
この貴重なコレクションを救うために世界中の個人収集家、企業、アーティストなどからの支援で “Association de Amis de Deyrolle”を設立。
火災の残骸からアーティストは作品を製作し、Chasseie’sが主催する自然美術館で開催されたオークションで販売されました。
また、エルメスは Henri de Linarèsによる“Plumes”スカーフをカスタマイズ版として復刻、 Assouline Editionsは写真家Laurent Bochetが撮った剥製の写真集「1000°C」を出版、 SteidlもMartin d’Orgeval撮影による火災後に生まれ変わった昆虫展示をおさめた写真集「Touché par le feu」を出版しました。
 
多くの支援によって、現在DEYROLLEは見事に復活を遂げ 今も世界中から愛され続けています。
 
 
今回はDeyrolleオリジナルのトートバッグ、ポストカードが入荷致します。


 
 
「HIROSHIMA DENIM」

Hiroshima Denim | ヒロシマデニム
 
blackmeansの特別ライン。
世界で最初の原子爆弾の被害を受けた負のイメージと共に、平和の象徴的都市として世界的に知られている広島。
広島県は岡山県に並ぶ優れたデニム加工技術を持ち備えた産地でありながら、一般的にはその事実があまり認知されていません。
戦争の傷跡から立ち上がり、中国地方随一の都市へと生まれ変わった広島県が、
世界に誇る技術を持った製品を生産しているという事実こそが復興を象徴していると考えています。 2005年より、毎年8月6日にfree zine『TO FUTURE』を発行し、平和を希求するメッセージを広島から発信し続けている。 GUY氏の協力を得て、ブラックミーンズはデニムブランド『hiroshima denim』を立ち上げました。 戦争のない世界、核のない未来へ向けたメッセージを広島から世界へと届けます。
 
 
今回は定番のプリントTシャツに合わせてサイズの大きくなったトートバッグ、
そして新作のTシャツも入荷致します。
 



 
 
「SELF-PORTRAITS by Yurie Nagashima [SIGNED]」

SELF-PORTRAITS by Yurie Nagashima [SIGNED] ¥4,000 (+tax)
 
日本人写真家、長島有里枝の作品集。
 
2017年、東京都写真美術館で開催された個展「そしてひとつまみの皮肉と、愛を少々」で展示された新作のひとつに、700点近いセルフポートレイトからなるスライドショーがありました。
 
『Self-portraits』は、そのなかから作家本人が選び抜いた、24年分のセルフポートレイトを集めた写真集。 1992年、バックパッカーとして旅をしていた学生時代のモノクロ作品から始まる本書は、アーチストとして知られるきっかけとなる初期のヌード作品や、90年代東京の空気を伝えるストリートでのセットアップ、カリフォルニア芸術大学留学中に撮影された写真へと続きます。帰国し、親となった2000年代以降にも、長島はセルフポートレイトを撮り続けています。 巻頭に収録された、アパーチャーファウンデーションのクリエイティブダイレクター、レスリー・A・マーティン(Lesley A. Martin)との対談で長島は、これらのセルフポートレイトはアクティビズムの一形態であると述べています。
 
また、特に初期の作品を指して、自らを被写体としてヌードグラビアや写真集のパロディーを撮ることは「わたしにとっては、女性の身体に向けられる男性社会からの視線がどのようなものであるかに言及するための方法」なのだともいいます。 「ヘアヌード写真ブームがとにかく許せなくて、動機がなんであれ、男の目的のために女が消費されるなんてあり得ない」という長島は、”自分の身体は自分のもの” だという主張あるいは主体としての女性のありかたを、独自の表現でわたしたちに提示します。
 
「特にフェミズムの文脈において、セルフポートレートでは作者と主題、両方の役割を自分で果たします。長らく育まれてきた、写真表現における性別役割分担への抵抗を、象徴しているんです。」 初期の作品に顕著であるパフォーマティブな側面は、シークエンスが進むにつれて次第に個人の日記のような印象を強めるように見えます。しかしそれも、幼い子や犬の姿が画面に登場する頻度が減り、ついに見られなくなる頃には再び、インスタグラムなどのSNSから生まれた「セルフィー」や「映え」のような、2010年代以降の新しい写真文化に対抗的な、スナップショットなのかセットアップなのかを一概には判別できない、コンセプチュアルな作品へと移行していきます。 「写真はほぼ時系列に並んでいるから、わたしの変化がわかりやすいと思います。撮影方法、レンズそして機材。コンパクトフィルムカメラも4×5も、よく使うようになったのは子供が生まれてから。自分の経験や環境が変わると、主題も変わります。
 
出産を機に、フェミニズム的な問題を取り上げて作品にすることが多くなり、2011年の原発事故を機に、自国の政治により目を向けるようになりました。個人的な興味や加齢によっても、主題は変わりました。 若いときは、自分の身体は自分のものだから好きなように使っていいと思っていましたけれど、息子が生まれてその考えは完全に変わりました。セットアップであれ、スナップショットであれ、わたしの写真はとてもパーソナルな作品だと思います。」
 
oftcover
174 pages
184 x 120 mm
color
2020
 
 
こちら全て8月15日(土)より発売開始となっております。
 
この機会に是非ご覧下さいませ。
 
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